最近退職後に離婚する夫婦が増えてきています。

その原因はいろいろあります。

・長年の夫婦のすれ違い

・夫の親との同居でうまくいかない

・双方の親の介護疲れやお金などの介護問題などがあります。

高齢になってからの離婚には何のメリットはないと思っていても離婚を望む夫婦が最近増えてきたのには

退職後の生活の不安もありそうです。

子供が大学を終えて成人する前に定年退職したり、早期退職制度のある企業では老後の生活に不安を抱える女性が

最近増えてきています。

企業の就業規則違ってきますが、一般的な企業は60歳が定年退職になっていますが企業や職種によっては

55歳で退職する人もいます。

しかし、最近では60歳の定年を迎えても退職後も働きたいと思っている人が増えてきています。

社会の流れとしても退職した後も企業に残る人も多くなっているのが現実です。

しかし、給与面では現役時代の収入に比べるとかなり減額されてしまうので今までの生活とは一変する人も少なくありません。

家やマンションのローンの返済や子供の教育資金などを考えるとなかなか退職になったからといって

仕事をやめられない人が多いのではないでしょうか?

まして、55歳の早期退職の企業で働いている夫がいる家庭は深刻な問題です。

例えば銀行で55歳を迎えるとその前に取引先の企業や子会社・店舗などに出向という形で銀行の管理職をしていた人が

そのまま務めるケースがあります。

役職がついていると給与もそれなりに高くて地位も安定しているので家庭にとっては不安がありません。

しかし、役職もなく一般職で退職を迎えてしまうと嘱託や期限付きで働くことになります。

そうなると収入面や保証も不安定になってしまいます。

もちろん、55歳の早期退職者に退職金の上積みなどがあると話は別ですが・・・

課長以上にならないと退職金も大幅にダウンすることになります。

そうなると家やマンションのローンを抱えていると生活も貧窮してしまうのではないでしょうか?

そんな中で自分の老後を見つめなおす女性が「離婚」が頭をよぎるようです。