「結婚は二人だけの問題ではない」とよく言ったものです。

もともと育った環境の違う二人の共同生活には当然、いろいろな問題が出てきても仕方のないことです。

それでも好きで結婚したわけですからお互いに思いやりを持って家庭を築いていかなくてはいけません。

しかし、結婚相手は選べてもお互いの親は選ぶことはできません。

 

冠婚葬祭や年に数回の機嫌伺いならまだ我慢もできます。

遠く離れているので頻繁に新居にも来られる心配もありませんが・・・

これが同居となると話は違ってきます。

自分の親ならまだしも義理の両親と朝晩顔を付き合わせる生活なんて想像がつきません。

離婚の原因の中で相手の親とのトラブルが入っています。

結婚生活の中でトラブルや不満があっても二人の間で話し合いをすることで解決することはたくさんあります。

 

しかし、この中に姑や姑の問題になると簡単には解決できないことがでてきます。

その問題は他人が聞くと些細なことかもしれません。

 

例えば、「料理や掃除について姑が口を出してくる」「夫のワイシャツのアイロンのかけ方」

「外出時の服装について」「帰宅の時間が遅い」「買い物の中身を覗き込む」など姑にしたら些細なことでも今まで自由にしてきたお嫁さんにしてはとても不快なことです。

 

年に1.2回言われるだけならまだ我慢もできますが、これが毎日続いて行くのです。

ストレスが溜まってもしまうのは当然でしょう。

その矛先が夫に向かっていくわけです。

そこで夫の対応でストレスも限界に達した時に離婚を考えてしまう人が多いようです。

 

 

特に、実家の家を増築や新築を機に同居してみても、なかなかうまくいかなくて再び別居する夫婦も廻りには結構います。

夫婦喧嘩はある程度本音のぶつけ合うことでストレスも解消できるかもしれませんが嫁と姑の関係は一度悪化してしまうとなかなか修復できないようです。