ひと昔前は子供を抱えて離婚してもなかなか再婚まで考える人は少なかったですが

最近お互いの子供を連れて離婚経験者同士の結婚が日本でも増えてきました。

しかし、その中には義理のお父さんや義理のお母さんとなる人との付き合いに戸惑いや苦労をしている子供たちも少なくありません。

よく聞く話は義理のお母さんとの問題を取り上げられて指摘されていましたが、最近では義理のお父さんと

子供の関係に頭を抱えている家族が増えてきました。

離婚をして辛い思いを経験した男女が、再婚をしてまた新しい生活をスタートすることは大変勇気がいるものです。

まして、双方の子供を連れての再婚は相当覚悟をしなくては踏み切れないものです。

それでも大切な家族ができるわけですから喜ばしいことでもあります。

しかし、子連れの再婚の場合は子供に気を使う必要があります。

再婚を考えていても子供にとっては新しいお父さんやお母さんを迎えることで環境が劇的に変わってしまうわけです。

家庭の環境が変わることは子供にとってはかなりストレスになります。

親としては早く新しい「お父さん」や「お母さん」になじんで欲しい気持ちは分かりますが、焦ってはいけません。

今まで「お父さん」や「お母さん」だけの生活から突然、新しい「お父さん」「お母さん」が家族の一員になるわけです。

大人が焦って無理に新しい「お父さん」や「お母さん」の距離を縮めようと思ってもお互いに負担を抱えることになります。

お互いを知るためにはたくさんの話し合いや会話をして、生活の中でも子供のペースに合わせて、一緒に作業をしたりすることで

自然に二人の距離を近づけて行く必要があります。

親としては少しでも早く家族の形を作りたいと思ってしまうのは当然でしょう。

そのためには休みごとに外出してみたり、旅行を提案したりして子供の興味を注ぐようなことを考えてみます。

時には大人の強引さで無理強いしたりすると子供から拒否される場合も出てきます。

そんな子供の態度に大人は不安を抱えてしまうことになります。

それでも小さな子供は日にちが立ってくると新しいお父さんやお母さんに懐いてくれるようですが

中学生や高校生など思春期の子供たちは実の親でさえ鬱陶しいと思っている子供たちも少なくありません。

なので、少しでも笑顔のある家庭を焦らずゆっくり作ることが大事です。