離婚は突然起こるものではありません。
結婚当初は二人で幸せな家族を築いていこうと誓ったはずなのに、子供ができて成長していくにつれて
子育てや教育方針などで意見が合わない・・・
夫のリストラや会社の倒産・転職などで家計が圧迫してくると長年積もっていた不満が一気に爆発して
離婚を考える夫婦が最近増えてきました。
とくに女性は結婚してからも外で仕事をすることが当たり前になってきました。
なので離婚をしても自立して子育てができる女性が増えてきました。
昔の離婚はタブーなものだと思われていました。
女性も結婚したら家庭を支えるのが当たり前の時代だったのでなかなか外で仕事をする人がいませんでした。
いくら離婚を考えても収入の面を考えると離婚には踏み込めなかったようです。
しかし、最近は離婚してもしっかり子育てをしながら仕事をしている「お母さん」たちも珍しくありません。
もちろん、周りのサポートも充実していました。
小さな子どもを預かってくれる託児所や保育所も充実してきました。
行政も積極的にシングルマザーには支援してくれます。
親が近くに住んでいる場合は子供の送り迎えを頼んだり、学校行事などにも
「おじいちゃん」・「おばあちゃん」が顔を出しています。
以前は離婚した家族はなんとなく暗いイメージがありましたが、最近では離婚したあとも定期的に父親が子どもと会って
買い物や食事をしたりする光景をよく見かけます。
子供もそんなひと時を思い切り楽しんでいるようです。
冷め切った夫婦が一つ屋根に何年も住んでいて喧嘩の絶えない生活をしていても子供にとって不幸な環境になってしまいます。
お互いの苛立ちの矛先を幼い子供に向けてしまった不幸な出来事も聞きます。
子供は親や環境を選ぶことができません。
子供たちが少しでも幸せな生活を送れるためにはどうしたらいいか夫婦で考えてもらいたいものです。