結婚相手が長男だということで周りから心配する声が周りからありましたが
当時は若くて結婚への憧れが強かったと思います。
しかも遠距離恋愛だったため、月に2,3回ほどしか会えない状態でした。
寂しさもあって結婚を後押ししました。
当然結婚後の二人の生活も話し合いました。
その中に「主人の親との同居」の話し合いもしたつもりでした。
「長男だから親との同居も頭においてくれ」と言われた時は頭では承諾したはずなのに
心の中では「同居は嫌」と叫んでいました。
それでも子供が二人授かって育児に追われる毎日でした。
子供が幼稚園に通うようになると「ママ友」もできて子供を幼稚園に送った後は「ママ友」と
ランチや買い物、習い事に充実した毎日を過ごしていました。
子育ては大変でしたが気をつかう人もいなかったのでそれなりに楽しんでいました。
ところが夫の転勤地が実家に近かったため転勤と同時に子供を二人連れて夫の実家に
同居することになってしまいました。
夫は若い時の子供だったので義理の親はまだまだ元気で二人とも勤めにでていました。
そのため、育児中の私が家の掃除や食事の準備をしなくてはいけませんでした。
しかも、家の作りが古いため、冬の朝の台所がとても寒くてつらく思えました。
家のリフォームを夫に提案してみたのですが、名義がお義父さんのため、なかなか話が進まず
今も寒い思いをしています。
また、両親は二人とも酒好きで毎日晩酌をするのが日課なので酒のつまみも作らなくてはいけません。
しかも買い物や病院通いも私が車で送迎する毎日です。
結局私は二人にとって「都合のよいお嫁さん」のようです。
久しぶりに以前の「ママ友」に合うと相変わらず夫婦と子供たちで毎日楽しんでいるようでした。
そんな話を聞いていると羨ましく思えてなりません。
結婚前に同居のことを話し合っておかなければいけなかったのです。
一番大事な部分を避けてしまったことを今は後悔しています。