男性も女性も、この世に生まれ落ちてからは出会いと別れを繰り返します。
好きな人ができたなら付き合い始め、恋愛から結婚へと発展していきます。
夫婦の日々が上手くいけばいいのですがそうでない事もあるのです。
「魔が差して」不倫関係に陥ってしまえば夫婦関係に亀裂が生じ始め離婚に至る場合もあります。
時代の変化と共に、不倫に関する諸事情にも変化が見られるようになります。
それだけ夫婦でいる事は難しいと言えるのです。

昔と比べて多くの女性が不倫している

不倫と聞くと、これまでは男性がしてしまうというイメージが強いものでした。
そのことで妻である女性が苦しみ嘆き悲しみ、夫である男性と言い争って離婚へと至る場合がほとんどです。
しかし、近年では女性が不倫に走るという傾向が大きくなっています。
MRという探偵事務所では、およそ20年の内に1割だった男性からの相談が4割に増えたというのです。
スマートフォンやインターネットが広がった事で、「私不倫してるの」と包み隠さず言えるようになりました。
胸の中にずっと秘めていたものが、正々堂々言葉にするようになったのです。
これは、女性たちが社会へ進出したのはもちろんですが、不倫への罪悪感が減ったのも大きいとされています。

女性は幾つになっても美を追求する

40代・50代と年齢を重ねていっても、アンチエイジングのおかげで綺麗でいることができるのが女性です。
実年齢よりも若く美しくいられることにより、既婚者であっても胸を張って他の男性を好きになれるのです。
こうした女性が増えていくのに反する形で、甲斐性を持った男性たちが減ってきています。
一昔前の男性は、家庭を大切にしたい気持ちも不倫相手の愛人を大切にしたい気持ちもありました。
しかし、現代の男性は不倫相手を見つけた瞬間から家庭を顧みなくなったのです。
そのため「今すぐにでも妻と別れて、愛人と一緒になろう」という気持ちが強まっています。
こうした夫側の心が変わる事で、妻側の女性達も変わるしかなくなったのです。

夫は浮気しているけれど…

妻である女性たちの中には、夫の浮気を感づいてはいても子供が生まれれば変わってくれると信じている人もいます。
しかし、かつてのように「きっと自分の所に帰ってきてくれる」という気持ちでいられなくなったのです。
夫たちは建前や倫理観以前に楽しさを求めているので、妻よりも愛人に夢中になり訴えを起こすまで継続してしまいます。
これまでは、浮気の確証となる写真などを相手女性に見せるとそれを認めて謝罪するというのが当たり前でした。
ですが、現代ではどれだけ証拠を見せたとしても「え?浮気?」と言って認めるどころか弁護士を立てられてしまいます。
不倫などに関する知識をひけらかして、知らぬ存ぜぬといつまでも開き直るのです。

どんな開き直り方なのかを知り冷静になること

不倫相手の開き直り方は次のようなものがあります。
「男性は夫婦関係は壊れているから妻と別れると言っていた。嘘を吐かれたから慰謝料請求します」というものです。
また、「私は男性が既婚者だなんて知らされていなかった」といったような主張をして慰謝料請求を避けようとするものです。
もし夫婦関係を修復したいのであればこれまでの自分の行動を改める事がとても重要です。
感情のままに離婚を考えても、不倫に走った原因を知らなければ心は晴れないままです。
部屋の環境を替えたり、髪型や服装など自分自身が変わっていけば夫も振り向いてくれるはずです。
そして、何が足りなかったのかを長い時間を掛けてじっくりと話す事も必要となります。

まとめ

昔は男性の浮気が多かったものですが、女性も不倫に走り探偵事務所への相談件数が増えています。
女性が社会に出始め、罪悪感を持つ事無く口にするようになったのです。
とはいえ夫の不倫を知った妻はとても深く傷つき、それと同時に怒りも湧いてきます。
ですが、怒りをぶつける前に冷静になって自分を見つめなおすことが大事なのです。
自分が変化を遂げることで、夫も不倫相手よりもやはり妻が一番だと思い直してもらえるはずです。