ひと昔前までは女性は結婚したら家庭に入って家事や子育てをするのが当たり前でした。
共働きの家庭はまだまだ少なくて運動会や文化祭などに両親が揃っていないと
なんとなく寂しい感じがしていました。
しかし、最近では両親の共働きは当たり前になってきました。
その一方で家庭では子育てが原因で夫婦間で問題を抱えることも多くなっています。
共働きなので家事や子育てを二人で分担する約束していても夫の仕事や
付き合いなどで家事や子育てを手伝ってくれない。
また、子供の迎えや突然の病気で仕事を休まなくていけない時でも夫は
仕事を休めない・・などの問題がでてきます。
そのため、妻が夫に不満を持つようになり、夫も家庭に居場所がなくなり
夫婦間のトラブルがでてきます。
その結果妻は仕事を辞めることになったり、時短の職種を見つけなくては
いけなくなります。
いずれにしろ、女性が安心して仕事を続けることはなかなか難しいようです。
子供が小さい時は一旦仕事を辞めて子育てに専念する女性もいます。
それでも家計に不安があると専業主婦で子育てをしていても、学費や習い事などに
かかるお金が原因で安心して子育てができないです。
そのため、お金にまつわるトラブルも最近多くなっています。
特に最近は少子化で子供は少なくなっていますが、小さな頃から習い事に
掛けるお金は年々増えています。
また、夫婦間では子供が成長するにかけて子育てに関する価値観が違ってきます。
自己主張だけをする夫に対して妻は不満を持つようになります。
そのため、収入の不満や子育ての価値観の違いから離婚を考える夫婦も少なくありません。
それでも子供が幼い内は妻は専業主婦でも我慢できるでしょうが、子供が高校や
大学を卒業してしまうと仕事を始める主婦が多くなってきます。
子供も家を出て一人住まいを始めると、家に残された夫婦はさらに会話も少なくなります。
同時に今まで我慢していた夫への不満が爆発して別居や離婚をする夫婦も珍しくありません。