20年来の友人から年賀状が今年も届きました。

なにげにハガキに書かれている「別居」の二文字に目が行きました。

詳しいことは書かれていませんでしたが、ハガキからは前向きな感じは受けなかったので

後日連絡を取ってみました。

声の感じがいつもと変わりはなかったのですが生活環境は随分以前に比べると暗いイメージがありました。

数年前に今のご主人のお義母さんと同居するために一戸建てに娘2人を連れて引越ししたようです。

娘2人は前のご主人との間にできた子どもだったので娘たちにとっては

血のつながりの無いおばあちゃんになるわけです。

そんな話を聞くだけで同居生活が想像つきますが・・・

案の定、話の内容は嫁・姑の不仲についてでした。

食事の内容からお風呂の入る順番・娘たちの服装にまで口を出すようになりました。

しかも、実の娘の子供に対する態度と友人の娘たちに対する態度が全く違うようです。

実の娘の子どもが時々遊びにくると寒い日は暖房を付けて部屋を暖かくして待っています。

しかし、その子供が返っていくとさっさと暖房を消してしまうのです。

しかも部屋の電気まで消してしまう有様です。

友人が仕事から帰ってくると暗闇のリビングで娘が二人で待っている姿はとても不憫だったようです。

お義母さんには可愛がっている老犬も一緒に連れてきています。

その散歩は毎日欠かすことがありません。

しかし、同居するときに友人の家でも室内犬を飼っていたので一緒に連れてきていました。

ところが、自分の犬にはリビングを開放して好きな場所にいけるのに対して

友人の犬は子ども部屋でしか飼えない状態になっているのです。

子供たちにとっては可愛がっているペットなので当然リビングでは遊びません。

大事なペットがいる部屋でしか遊べなくなってしまい最近では食事以外、部屋から出てこなくなってしまいました。

リビングには姑と二人っきり、毎日どんよりした空気がただよっています。

そのため、居心地の悪さに体調を崩してしまいました。

この姑と一日も早く「別居」したいと願っているようです。